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11月20日から12月20日まで1ヶ月間、岡村病院内の壁面を使った草間弥生展が開催されます。これは岡村院長の草間弥生作品のコレクションを一般の人に公開する展覧会ですが、非常に珍しい試みと思います。そして僕とすればある意味、画期的な試みであると思います。 病院内というある意味パブリック的な存在にもかかわらず、通常では何か閉塞的な建物の中に美術という媒体を通して風穴を開け、広く一般に開放させていくようなモノではないかと思います。ここには画廊のような商売としての作品公開ではなく、あくまでも鑑賞としての作品を覗くことができると思います。 高知という地方都市において、公共の美術館の行き詰まり、美術に対しての関心低下など、美術環境はかなり深刻化している中で、岡村病院が一石を投じてくれたと思っています。 僕の企画しているエッジ展にしても、それに賛同して高知の様々な企業が応援してくれています。またジーンズファクトリーの中津社長にしてもアワードという公募展を全国展開し、高知にもっともっと文化に対する関心を植え付けようとしています。こうやって高知にある様々な企業がいろいろな動きをして高知の美術文化に刺激を与えようとしています。これからこういった動きを大きなうねりにしなければと感じています。 とにかく岡村病院での草間弥生展は一見すべきでしょう!
by satoru_nishi
| 2006-11-19 21:40
| アート
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