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会場全体の印象は期待を裏切らない雰囲気を持っていました。 作品は絵の具をのせる支持体に特徴があり、家屋の一部となる床材とかタイル、外壁を使っています。横田氏はたぶんこの支持体で満足している様子ではないと思います。またこの支持体で満足するといけないとも感じます。 作品のイメージは至ってシンプルな日常の一こまをいくつか組み合わせて表現したようです。そのシンプルな日常と家屋の一部をはぎ取って支持体としたところに意味があるような感じでしょう。日常の一こまはほとんど忘れ去られ、記憶の片隅にも残らないもの、ところがその日常の一こまを支える家屋というものがあるという関連性を展開をしたのでしょうか? 私自身はその関連性というより、イメージの現代性(非常に薄っぺらい描き方)と家屋という生活の基礎となる時代性(非常に時間を感じる重さ)のコントラスト、あるいはアンニュイな雰囲気に目がいきます。 作品自体は非常に今の現代性を感じました。その現代性も流行の亜流といったものではなく、彼独自の視点を感じました。 イメージの作り方にはまだまだ問題点はありますが、大きな可能性を秘めた展覧会だと感じました。 これからどのくらい脱皮を続けられるか、そして彼の求める本質に近づけられるか、興味を持って見ていこうと思います。
by satoru_nishi
| 2010-12-13 11:22
| アート
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