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久しぶりに横谷研二の作品を見る。 非常に静けさを含んだ作品。 同じような細長い形態を繰り返し見せることによって、まるで森の中にいるような錯覚に落ち込んでしまうようである。 素材は段ボールを薄くスライスし、編み目を見せ、半分透き通ったようなイメージを作り出している。緻密な作業を要する技術であるが、見る側にとってはそんなことに目を奪われないのはとても不思議なことである。 ギャラリー内に展示してある作品は近作だと思えるが、細長い形態に裂け目を入れようとしている。 そこには今まで保ってきたシステムに次なる発展性を生み出そうとしている思いがあるのだろう。 まだまだその亀裂はわずかであるが、この亀裂は明確に計算されたシステムをどこまで壊していくのか興味深いところである。 永遠なるシステムなど存在しないことは横谷自身もわかっているかのようだ。そして作り上げたシステムを壊すことによって次なるシステムが浮かび上がってくるのを期待しているかのようである。
by satoru_nishi
| 2011-09-05 21:12
| アート
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